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【厚生労働省】「新型コロナウイルスを想定した『新しい生活様式』」における熱中症予防

2020年06月02日

出典:厚生労働省HP
※内容を抜粋して記事を作成しています。

 令和2年5月4日の新型コロナウイルス感染症対策専門家会議において「新型コロナウイルスを想定した『新しい生活様式』」が示されました。新型コロナウイルスの出現に伴い、今後は、一人ひとりが感染防止の3つの基本である①身体的距離の確保、②マスクの着用、③手洗いや、「3密(密集、密接、密閉)」を避ける等の対策を取り入れた生活様式を実践することが求められています。

 このように、今夏は、これまでとは異なる生活環境下で迎えることとなりますが、一方で、例年以上に熱中症にも気をつけなければなりません。十分な感染症予防を行いながら、熱中症予防にもこれまで以上に心掛けるようにしましょう。

 なお、「新型コロナウイルスを想定した『新しい生活様式』」を進めていく上での熱中症のリスクについては、必ずしも科学的な知見が十分に集積されているわけではありませんが、特に心掛がけていただきたい熱中症予防行動について取りまとめています。

【「新しい生活様式」における熱中症予防行動のポイント】

(1)暑さを避けましょう
 ・エアコンを利用する等、部屋の温度を調整
 ・感染症予防のため、換気扇や窓開放によって換気を確保しつつ、エアコンの温度設定をこまめに調整
 ・暑い日や時間帯は無理をしない
 ・涼しい服装にする
 ・急に暑くなった日等は特に注意する

(2)適宜マスクをはずしましょう
 ・気温・湿度の高い中でのマスク着用は要注意
 ・屋外で人と十分な距離(2メートル以上)を確保できる場合には、マスクをはずす
 ・マスク着用時は負荷のかかる作業や運動を避け、周囲の人との距離を十分にとった上で、適宜マスクをはずして休憩を

(3)こまめに水分補給しましょう
 ・のどが渇く前に水分補給
 ・1日あたり1.2リットルを目安に
 ・大量に汗をかいた時は塩分も忘れずに

(4)日頃から健康管理をしましょう
 ・日頃から体温測定、健康チェック
 ・体調が悪いと感じた時は、無理せず自宅で静養

(5)暑さに備えた体作りをしましょう
 ・暑くなり始めの時期から適度に運動を
 ・水分補給は忘れずに、無理のない範囲で
 ・「やや暑い環境」で「ややきつい」と感じる強度で毎日30分程度

詳細は以下をご覧ください。

事務連絡(令和2年5月26日)(pdf)

 
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