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行政・法令

【厚生労働省】令和6年度(第75回)全国労働衛生週間を10月に実施します

2024年08月09日

 厚生労働省では、10月1日(火)から7日(月)まで、令和6年度「全国労働衛生週間」を実施します。
今年のスローガンは、一般公募で募った268作品の中から、水野綾子さん(愛知県)の作品「推してます みんな笑顔の 健康職場 」に決まりました。

 全国労働衛生週間は、労働者の健康管理や職場環境の改善など、労働衛生に関する国民の意識を高め、職場での自主的な活動を促して労働者の健康を確保することなどを目的に、昭和25年から毎年実施しており、今年で75回目になります。毎年9月1日から30日までを準備期間、10月1日から7日までを本週間とし、この間、各職場で職場巡視やスローガン掲示、労働衛生に関する講習会・見学会の開催など、さまざまな取り組みを展開します。
 労働衛生分野では、高年齢労働者をはじめとした労働者の健康管理、過労死等の防止を含めた長時間労働による健康障害の防止対策やメンタルヘルス対策、病気を抱えた労働者の治療と仕事の両立支援をサポートする仕組みを整備します。また、化学物質対策では、特定化学物質障害予防規則、石綿障害予防規則などの関係法令に基づく取り組みの徹底を図るとともに、各事業場におけるリスクアセスメントとその結果に基づくリスク低減対策の実施を促進していきます。

令和6年度全国労働衛生週間実施要綱

トピックス

労災疾病等医学研究普及サイトの御案内 「石綿関連疾患診断技術研修(基礎・専門研修)」について

2024年08月07日

 石綿(アスベスト)は、かつて建設資材や自動車部品などに利用されてきましたが、石綿繊維を吸入すると肺がんや中皮腫などの発症の原因となるため、現在は製造・使用等が禁止されています。
 石綿関連疾患の診断及び石綿ばく露所見の判定にはエックス線写真の読影等が必要となりますが、その判断が困難な事例も多く、また、医学的な知識・経験に加え、石綿ばく露等についての知識も必要となります。
 当機構では、呼吸器系の疾患を取り扱う医師や産業医などの医療関係者を対象に、石綿関連疾患の診断技術の向上及び労災補償制度の周知を図るため、石綿関連疾患の診断方法、石綿ばく露の所見に関する読影方法及び労災補償制度の取扱い等についての研修を実施しております。

 今年度の研修日程につきましては、下記リンクに掲載しております(本研修は認定産業医の単位取得対象です。)。
 https://www.research.johas.go.jp/asbestokenshu/

 お申し込み方法については、開催地の産業保健総合支援センターへお問い合わせください。

トピックス

【労働者健康安全機構】「第17回じん肺診断技術研修」のご案内

2024年07月19日

 当機構では、じん肺健康診断に従事する医師を対象として、必要な法制度の知識及び専門技術の修得を目的とした「じん肺診断技術研修」を年1回開催しております。この研修では、長年じん肺の研究に従事した複数のじん肺専門医師が講師を務め、研究で得た最新の知見や診断技術等を織り交ぜた講義を行っております。

 令和6年度の「じん肺診断技術研修」につきましては、令和7年2月6日(木)~2月7日(金)の2日間で開催予定です。詳細は、当機構のホームページにて掲載予定です。

 なお、本研修を全て受講しますと、日本医師会認定産業医制度に係る認定単位9.5単位(生涯単位のみ)、日本職業・災害医学会が認定する労災補償指導医制度の認定単位2単位(選択単位 業務上疾病の労災補償)が取得できます。

・第17回じん肺診断技術研修の開催について(PDF)
・第17回じん肺診断技術研修日程表(PDF)

トピックス

新潟市健康経営推進セミナーのご案内

2024年07月10日

 新潟市では、従業員の健康管理を経営課題の一つとして捉え、健康づくりに取り組む「健康経営」を推進しており、この度、健康経営の基本を知る場としてセミナーを開催します。
 なお、参加特典として、現在新潟市健康経営認定制度の認定を受けていない事業所へは、新規応募に向けた、保健師による個別の応募支援を受けることができます。
 新たに「健康経営」を始める事業所だけでなく、既に推進している事業所も必見です!ぜひご参加ください。

【日時】令和6年8月21日(水)午後2時~4時(開場:午後1時半)
【会場】新潟テルサ 2階特別会議室(新潟市中央区鐘木185-18)
【講師】セミナー1:NPO法人健康経営研究会 理事長 岡田邦夫氏
    セミナー2:大塚製薬株式会社
情報発信:全国健康保険協会(協会けんぽ)新潟支部、新潟市保健所健康増進課
【参加費】無料
【定員】会場参加:30名、オンライン参加:100名(いずれも先着)

セミナー詳細や申込は以下ホームページよりご確認ください。(申込期限:8月20日(火))
https://www.city.niigata.lg.jp/iryo/kenko/hokenkenko/setumeikai.html

【その他】新潟市健康経営認定制度の応募は令和6年7月16日(火)から開始です。詳細は、ホームページをご覧ください。
https://www.city.niigata.lg.jp/iryo/kenko/hokenkenko/ninnteiseido.html

セミナーチラシ

【お問合わせ】新潟市保健所健康増進課(℡025-212-8154)

トピックス

労災疾病等医学研究普及サイトの御案内 「アスベスト」について

2024年07月03日

 アスベスト(石綿)関連疾患の労災認定件数は毎年1,000件前後となっていますが、その中には他の疾患との鑑別が困難なものや診断方法が特殊なものがあり、申請から認定までに時間がかかるものも少なくありません。こうした診断方法が難しいアスベスト関連疾患について、明確かつ簡易な診断方法・指標を確立し、より適切な治療・予防に役立てることを目的として、当機構では長年アスベスト関連疾患の診断等についての研究を行っています。

 当機構では過去に明確な労災認定基準がない良性石綿胸水について、新たな認定基準を確立することを目的とした研究を行ってきました。
 令和5年度からは、労災保険給付の迅速・適正化を図ることを目的とし、以下の項目を設定し研究を行っています。
 ①良性石綿胸水症例のびまん性胸膜肥厚への移行に関する研究
 ②良性石綿胸水診断基準策定のための前向き臨床研究

詳しい研究内容については、下記の「労災疾病等医学研究普及サイト」をご覧ください。
→ https://www.research.johas.go.jp/asbesto2023/index.html

研修会開催報告

第33回研修会(2024年6月29日)

2024年07月02日

講演Ⅰ
「コロナ後遺症の真実-産業保健の果たすべき役割-」
 講師 : 入江 誠治先生
 新潟労災病院 名誉院長

講演Ⅱ
「医療分野にも活用可能な国際規格に基づく機械安全の考え方」(演習含む)
    講師 : 北條 理恵子先生
 長岡技術科学大学 産業安全行動分析学研究室 准教授

  ※北條理恵子先生 配布資料

 

トピックス

HPVワクチン・キャッチアップ接種の期限が迫っています!

2024年06月27日

 HPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチンは、小学校6年から高校1年相当の女性を対象とした定期接種の他、国において積極的勧奨を差し控えていた時期に受けられなかった「平成9年度〜平成19年度生まれの女性」を対象に、「キャッチアップ接種」の機会が設けられています。
 キャッチアップ接種は、令和7年3月末まで無料(公費)で受けられますが、3回接種が必要で、完了するまでに約6か月かかるため、接種を希望する場合は、初回接種を令和6年9月までに受ける必要があります。
※期限を過ぎると自己負担は最大約10万円かかります。
※対象者には、住所地の市町村から案内が送付されていますが、対象かどうか不明な場合や接種方法等の詳細は、市町村担当部署にお問い合わせください。

 令和4年度の当県におけるキャッチアップ接種接種率は、国公表値で8.7%(全国は6.1%)となっており、令和5年度に国が実施した調査によると、接種対象者の約半数が「HPVワクチンを公費で接種できることを知らない」と回答しています。
 企業の健康経営の中でも「予防」の観点は重要であり、予防接種と検診の両輪ですすめていくことが必要です。
 従業員の方々やご家族が、正しい情報を得て接種を検討できるよう、県では啓発動画の発信等行っています。社内での周知等にぜひご活用ください。
 【 ↓ 詳しくは県ホームページへ ↓ 】
https://www.pref.niigata.lg.jp/sec/kanyaku/1356835215990.html
【HPVキャッチアップ接種リーフレット】https://www.niigatas.johas.go.jp/wp/wpcontent/uploads/2024/06/4c230e43567ff19b2bdf3ffb2bf3d12c.pdf
※啓発カード(リーフレットの図と同じデザイン・両面カードサイズ)の送付をご希望の場合は、担当までお知らせください。
【県担当窓口】新潟県福祉保健部 感染症対策・薬務課(℡025-280-5200)

 

 
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