第12回研修会(2012年12月8日)
12月8日(土)、喫煙対策をテーマに第12回研修会が新潟県医師会館で開催されました。非常に悪天候の中、106名(産業医76名、産業看護職22名、その他8名)の皆様にお集まりいただきました。
第一部は大和浩氏(産業医科大学教授)による基調講演「公共的施設と職場の喫煙対策にかかわる規則・法律の改正の考え方」でした。「世界はタバコ撲滅に動いている」「喫煙できる場所があると禁煙できない」など一つ一つが印象に残る大変貴重な講演でした。
会場の様子
大和浩氏
第二部は高野栄芳氏(新潟県福祉保健部健康対策課副参事)による特別発言「新潟県のたばこに関する現状」で、県内の統計や今後の課題などの情報を提供していただきました。
高野栄芳氏
第三部はシンポジウム「職場における喫煙対策の実例」でした。取り組みの実例を産業医、産業看護職、衛生管理者のそれぞれの立場から発表してもらい、その後大和浩氏をコメンテーターに加え議論していただきました。
シンポジスト 左から三間聡氏(産業医)、保苅幸氏(産業看護職)、小坂智恵子氏(産業看護職)、斉藤敏明氏(衛生管理者)、片野直彦氏(衛生管理者)、コメンテーター 大和浩氏、シンポジウム司会 木滑孝一氏